キャリアアップのために転職する
一昔前の話になりますが、広告業界は「花形の職場」というイメージがありました。代表的なものとしてはやはり「広告代理店」でしょうか。いわゆるバブル期のころは「代理店さん」と呼ばれて羽振りの良さで定評がありましたし、いまだにマスコミやメディア関係者のなかでも転職先として憧れている方も多いようです。
もっとも、広告業界と一口にいっても範囲はかなり広いようです。ピンからキリまでと言ったら語弊があるかもしれませんが、テレビコマーシャルも雑誌や新聞の広告も、その新聞に入っている折り込みチラシを作っているのも広告関係のお仕事です。
つまり、広告の仕事は守備範囲が広いだけに不況にも強そうですし、仕事のするなら格好の良い業界を選びたくなるという心理が働くこともあるでしょう。広告業界への転職希望者はいまだに多いようです。
しかし、専門的な仕事をされたことがある方ならご存知のことと思いますが、同じ業界内での転職、つまり「同じ畑の転職」はできても「よその島へ転職」するのは難しいモノです。
これは広告業界に限ったことではありませんが、「ギョーカイ」と名が付くところは「ムラ意識」が強いようですから、なかなかほかの分野からの新規参入者を受け入れてくれないのが実情です。「即戦力が必要」という理由のもとに、業界や仕事の事情を知っている者でないとなかなか受け入れてくれないことも多いようです。
つまり、ある程度は狭き門だということでしょうか。
しかし、これはまたどんな組織でも同じことがいえると思いますが、似たような経験しか持たず、似たような考え方しかできない組織はいずれ膠着状態に陥ります。それにいつまでも気付かないでいると、負のスパイラルに陥り組織はもちろん、いずれは会社も衰えてしまいます。
でも、これは個人の立場においても同じことが当てはまるのではないでしょうか。
居心地の良い仕事場というのはあると思いますし、そこでキャリアアップすることを目標としている方も多いでしょう。
でも、自分の本当の才能や実力に気付かないまま、あるいは実力を試すのが怖いだけで小さくまとまっているのは、いかがなものでしょうか。ひょっとしたら、本来の力を生かし切れていないのかもしれません。
そんなときに、転職の選択肢として「広告業界」というのはどんな状況にあるのでしょうか。この業界なりの難しい面もあるのでしょうが、そこにやり甲斐のある面も多いととらえることもできるでしょう。そんな「広告業界」の求人事情について調べてみましょう。